腸内細菌は人間の健康の源です。腸内細菌は、人類の永い進化を通して人間と共生を続け、人間が生きていく上で必要なさまざまな物質を代謝したり、つくったりしながら生命活動を支え、健康に深く本質的に関与しています。例えば、「納豆は健康にいい」と言われています。その理由の一つとして、「納豆に含有されている植物性ホルモン・イソフラボンが体にいい」と考える人がいます。けれど、本当に健康にいいのは、腸内細菌によってイソフラボンから、つくり出されるイクオールとデスメチルアンゴレンシンという成分です。これは、良い腸内細菌(有用菌)がいて、初めてつくり出されるものです。腸内細菌は人間の食べた様々な食物を代謝し、人間に役立つ形に変えているのです。そこで大事なことはこの腸内細菌を元気にすることです。コッカス菌は、有用菌の仲間を含んだ腸内細菌叢をバランスよくすることで、500種100兆個の共生軍団を元気にしてくれるのです。 |