越浦教授をはじめとする研究室のスタッフから、「コッカスの製品化が実現する」という朗報がもたらされ、いよいよ製造責任者として私が動く時がやって参りました。
100種類の栄養を、腸内の有用菌コッカスと共に1粒に凝縮するという画期的な製品です。
しかし、もの作りは苦労しました。
まず、100種類をどう集めるか―簡単ではありません。
畑で採れる農作物ならそのひとつひとつについて、品質をどう保持するか、農薬をどう排除するか。
専門機関で、430種類の農薬試験をしてチェックしました。当然、農薬は無検出です。
海のものはどうするか。そこに重金属は含まれているか?
山のものは?
原材料の厳選だけでなく、味作りも苦労しました。はじめは食べられたものではありませんでした。多くのスタッフ、モニターの方々の協力を得て、今ではお子様に「もっと欲しい」と言っていただける味にまで漕ぎつけました。
製造に当っては、勿論、着色料、防腐剤などは排除しています。こうして、万全の『1粒100食コッカス海から山から畑から』ができあがりました。